DX戦略書
株式会社測地コンサルタント
1.DX取組み宣言
株式会社 測地コンサルタントは、「建設関連の技術を通して地域社会に貢献する」という企業理念に基づき、地域の人々が安全に安心して豊かに暮らせる社会の実現に向けて、昭和55年(1980年)の創立から活動を続けてきました。
安全・安心な生活や豊かな暮らしを支える道路や河川等の社会基盤づくり、その整備の主体となる行政の技術的パートナーとして、計画・調査・設計などの業務を通して社会基盤整備の一翼を担っています。近年、激甚化・頻発化している自然災害への防災・減災対策や、急増している老朽化施設のメンテナンス、再生可能エネルギー発電設備の整備などの社会的課題へ積極的に携わり、持続的な地域社会の発展に貢献しています。
また、建設関連技術分野におけるデジタルトランスフォーメーション(DX) は、業務効率の向上や精度の高いデータ活用を通じて、これまでの業務プロセスを根本的に変革する重要な要素となっています。DXの導入は、単にデジタルツールを使用するだけでなく、データの管理、分析、共有の方法を改善し、より付加価値の高いサービスを創出していくことを目指します。
今後も建設関連技術の専門家集団として、技術力・人間力の質を継続的に高めるよう日々研鑽し、社員一丸となって、社会から信頼される企業を目指します。
2.経営ビジョン
測地コンサルタントは、創業より40年以上の実績を基に、新たなデジタル技術を組み合わせた建設関連の技術を通して地域社会に貢献し、社会から信頼される企業を目指します。
① デジタル技術の活用と信頼性
3次元モデル等の新たなデジタル技術を活用し、顧客から信頼と満足の得られる品質を確保した成果品を提供します。
② 顧客ニーズに寄り添うサービス
顧客ニーズと目標を理解し、個別のソリューションを提供します。
③ 業務効率の向上
データの管理や分析、共有の方法を改善し、より付加価値の高いサービスの創出を目指します。
3.DX戦略
測量・補償
創立からの基幹事業である測量部門は、長年培ってきた経験の上にUAV(ドローン)レーザや地上型レーザによる3次元地形モデル作成等の新しい技術・知識を統合した信頼の置ける技術とDXを用いて、多様なニーズに対応します。
土地 取得・建物移転等に関する業務を行う補償部門は、豊富な経験と信頼の技術力を駆使して適正な補償業務を行い、公共事業の円滑な推進に寄与します。
業務内容
測量業務
◇基準点測量
◇路線測量
◇用地測量
◇台帳作成
◇水準測量
◇河川測量
◇土地区画整理測量
◇交通量調査
◇地形測量
◇深浅測量
◇工事測量
◇開発許可申請書作成
補償業務
◇土地調査・権利調査
◇建物等調査算定
◇営業補償調査算定
◇土地評価算定
◇機械工作物調査算定
◇事業損失調査算定
◇補償説明・事業認定申請図書等作成

UAV(ドローン)レーザ解析状況

3次元地形モデル

地上型レーザ観測状況
計画・設計
社会基盤整備の計画や設計等を担う設計部門は、蓄積してきたノウハウに加えてBIM/CIMモデル(3次元モデル)等のデジタル技術を活用し、顧客から信頼と満足の得られる品質を確保した成果品を提供します。
社会的課題である豪雨や地震等の自然災害からの復旧・復興、老朽化インフラのメンテナンスなどにも積極的に取り組み、安全・安心で快適な暮らしを支える社会基盤の整備に貢献します。
業務内容
◇道路・構造物設計
◇橋梁設計
◇河川・砂防設計
◇電力関連設計
◇林道・治山設計
◇各種施設点検

滝川(秋田県男鹿市)

樋管点検業務(AI画像診断用写真撮影)

社内設計実施状況
4.DX戦略推進体制および人材の育成
(1)
当社では部門横断型の「DX推進室」を設置し、四半期に一度、委員会を開催してDXを推進します。

(2)
今後の当社の発展には、デジタル技術の活用が重要であるとの認識のもと、基本情報技術者等の「IT資格」の取得を積極的に進めます。
5.具体的な取り組み
【総務グループ】
社内データの一元化とワークフローによる業務の効率化



ワークフローの定着により、働き方改革・生産性向上にも寄与する。
【営業グループ】
経験や勘に依存しない業務実績情報管理



ノーコードデータベースによるデータ可視化と業務効率化を達成する。
【技術グループ】
BIM/CIMや自動設計の活用と情報管理の一元化
3次元点群データや3次元モデル、自動設計等のデジタルデータやツールを活用することにより、従来の業務フローのDXによる高精度化と少人化を目指します。技術業務に関する情報は、ノーコードデータベースで蓄積して共有化し、一覧性が高い情報を一元的に管理するシステムを構築します。
1.BIM/CIMの活用
3次元点群データや3次元モデル、属性情報等を活用することにより従来の業務フローを見直し、従来手法で時間と手間を要していた作業のDXによる高精度化と少人化を図ります。
2.自動設計等の活用
自動作図や自動数量算出等の自動設計を活用することによる少人化を目指すとともに、多様な視点から検討した最適な計画立案を図ります。現場作業では、写真や計測データを社内と迅速に共有できるシステム構築を目指します。
3.技術情報の蓄積と共有
技術情報をノーコードデータベースで受注・契約情報とともに蓄積し、情報の一覧性を向上させます。蓄積した技術情報を社内のノウハウとして共有化し、部門横断的な技術力向上や人材育成に活用します。
業務フローの改善と情報の一元的な管理で業務コストの削減を目指します。
6.戦略の達成状況に係る指数の決定
DX戦略の達成状況を測る指標として下記を定めます。実行計画を立案し、取り組みを行い、グループごとに目標値の達成状況の評価を年に一度行いながら、目標を達成できるようにPDCAサイクルを回していきます。

7.測地コンサルタントの情報セキュリティ方針
株式会社 測地コンサルタント(以下、弊社)は、お客様からお預かりした情報資産及び弊社の情報資産を事故・災害・犯罪などの脅威から守り、お客様並びに社会の信頼に応えるべく、以下の方針に基づき全社で情報セキュリティに取り組みます。
1.
経営者の責任
弊社は、経営者主導で組織的且つ継続的に情報セキュリティの改善・向上に努めます。
2.
社内体制の整備
弊社は、情報セキュリティの維持及び改善のために組織を設置し、情報セキュリティ対策を社内の正式な規則として定めます。
3.
従業員の取組
弊社社員は、情報セキュリティのために必要とされる知識・技術を習得し、情報セキュリティへの取り組みを確かなものにします。
4.
法令及び契約上の要求事項の遵守
弊社は、情報セキュリティに関わる法令・規制・規範・契約上の義務を遵守するとともに、お客様の期待に応えます。
5.
違反及び事故への対応
弊社は、情報セキュリティに関わる法令違反・契約違反及び事故が発生した場合には適切に対処し、再発防止に努めます。
8.経営者のリーダーシップのもとでデジタル技術に係る課題把握
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DX推進指標を用いた課題把握結果:「DX推進指標」自己診断フォーマットver2.4にて自己診断を行い、 2025年12月25日にIPAの自己診断結果入力サイトより提出済みです。
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受付番号:202512AH00008534
9.戦略実施の前提としてのセキュリティ対策
SecurityActionの二つ星宣言を実施し、その旨を自社ホームページに公表(2025年6月9日)
2025年12月25日制定【取締役会承認】